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スーパー耐久シリーズ 第2戦 NAPAC富士インターテック24時間レースレポート

2024年6月27日

スーパー耐久シリーズ 第2戦 NAPAC富士インターテック24時間レース

国内最長レース“富士24時間”でPIAAユーザーが躍進
PIAAの最新型LEDバルブを採用したENDLESS GRヤリスがST-2クラスで2連覇を達成

スーパー耐久シリーズPIAAモータースポーツレポート

国内最長レース“富士24時間”でPIAAユーザーが躍進
PIAAの最新型LEDバルブを採用したENDLESS GRヤリスがST-2クラスで2連覇を達成

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■概要/Outline

2008年の十勝24時間レースを最後に国内での開催が見合わされてきた“24時間耐久レース”が2018年に復活。以来、国内最長レースとして定着している「富士SUPER TECH24時間レース」が5月24日-26日、静岡県の富士スピードウェイを舞台に開催された。
今年で7回目の開催を迎えた同大会は、スーパー耐久シリーズの第2戦として開催されており、計8クラスに総勢59台がエントリー。国内レース競技で唯一ナイトセッションが行われるイベントとなっているだけに、ライティングシステムのサプライヤーとして国内外のモータースポーツシーンに参戦するPIAAは今大会も数多くのチームをサポートしており、各クラスでPIAAユーザーが活躍していた。
なかでも素晴らしい走りを披露したのが、ENDLESS SPORTSの13号車「ENDLESS GRヤリス」で終始安定した走りを披露し、ST-2クラスで2連覇を達成した。

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さらに自動車メーカーが開発車両を投入するST-QクラスではNISMOの230号車「Nissan Z NISMO Racing Concept」が2位で完走したほか、ST-4クラスではENDLESS SPORTSの3号車「ENDLESS GR86」が3位入賞を果たし、表彰台を獲得している。
そのほか、ST-ZクラスではTEAM IMPULの20号車「NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z」が4位、ST-5クラスではチームBRIDEの4号車「THE BRIDE FIT」が4位、ST-XクラスではGTNET MotorSportsの81号車「DAISHIN GT-R GT-3」が5位につけるなど過酷な24時間レースでPIAAユーザーが上位に入賞。
このように2024年の大会でもPIAAユーザーが活躍しており、PIAAのライティングシステムのパフォーマンスを改めて証明した。

■レポート/Report

2008年の十勝24時間レース以来、国内としては10年ぶり、富士スピードウェイとしては50年ぶりとなる24時間レース「富士SUPER TEC24時間レース」が2018年に復活。以来、スーパー耐久シリーズの名物ラウンドとして定着し、毎年のように各クラスでドラマチックな名勝負が展開されるほか、コースサイドでは多くのレースファンがキャンプやバーベキューをしながらレース観戦を楽しむなど、まさに“富士24時間”は年に一度の祭典として親しまれている。
この国内レースシーンで最長の距離と時間を誇る特別な一戦が帰ってきた。7回目の開催となる2024年の大会には計8クラスに59台がエントリー。国内のトップシリーズで活躍する主要チームおよび有力ドライバーも過酷な耐久レースに参戦していた。
富士スピードウェイは24時間レースの開催に合わせて照明設備を増設してきたことから、ナイトセッションでも各コーナーは明るく照らされていたが、優勝を目指す主要チームにとってはライティングシステムの強化が課題となっていたのだろう。その要望に応えるべく、ライティングシステムのサプライヤーとしてWRC(世界ラリー選手権)やニュルブルクリンク24時間レースで豊富な実績を持つPIAAも富士24時間で数多くのチームをサポートしていた。
なかでも最も素晴らしい走りを披露したのが、ENDLESS SPORTSの13号車「ENDLESS GRヤリス」だった。PIAAの最新LEDバルブ(フォグランプに装着)を採用した13号車はナイトセッションを含めて終始安定した走りを披露しており、ST-2クラスで2連覇を達成している。

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さらに注目を集めたST-QクラスでもPIAAユーザーが躍進している。「他のクラスに該当しない、STOが認めた開発車両」を対象とした同クラスにはトヨタ系チーム、ORC ROOKIE Racingが水素エンジン搭載の32号車「ORC ROOKIE GR Corolla H2 concept」やカーボンニュートラル燃料(CNF)を使用した28号車「ORC ROOKIE GT86 CNF Concept」を投入。さらにスバル系チームのTeam SDA EngineeringがCNFを使用した61号車「Team SDA Engineering BRZ CNF Concept」、マツダ系チームのMAZDA SPIRIT RACINGがCNFを使用した12号車「MAZDA SPIRIT RACING ROADSTER CNF concept」、バイオディーゼル燃料を使用した55号車「MAZDA SPIRIT RACING MAZDA3 Bio concept」、ホンダ系チームのTeam HRCがCNFを使用した271号車「CIVIC TYPE R CNF-R」を投入していたが、そのなかで圧倒的なスピードを見せていたのが、ニッサンのワークスチーム、NISMOが投入した230号車「Nissan Z NISMO Racing Concept」だと言えるでしょう

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事実、PIAAのLEDランプを採用した230号車はナイトセッションを含めて好タイムを連発し、同クラスのトップ争いを支配していた。残念ながら終盤で他車と接触し、勝利を獲得するには至らなかったが、それでも2位で完走を果たした。
またST-4クラスではENDLESS SPORTSの3号車「ENDLESS GR86」が3位入賞を果たし、表彰台を獲得したほか、ST-XクラスではGTNET MotorSportsの81号車「DAISHIN GT-R GT-3」が躍進、GT3のホモロゲーション公認のランプキットを装着し5位入賞した。

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さらにST-5クラスに目を向ければ、チームBRIDEの4号車「THE BRIDE FIT」が安定した走りを披露。PIAAのLEDバーランプを武器に4位に入賞した。

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ST-ZクラスではTEAM IMPULの20号車「NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z」、TEAM ZEROONEの25号車「raffinee日産メカニックチャレンジNISMO GT4」、26号車「raffinee日産メカニックチャレンジNISMO GT4」と合計3台のZ NISMO GT4が参戦しており、いずれもPIAAのLEDバーランプを採用。残念ながら他車との接触など予想外のハプニングで25号車、26号車は完走を果たせなかったが、20号車が4位で入賞を果たした。

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このように 7度目の開催となった2024年の富士スーパーテック24時間レースもFCYが続出。例年と同様に過酷なサバイバルレースとなったが、それでもPIAAユーザーたちは各クラスで素晴らしい走りを披露、ナイトセッションで安定した走りを披露することで、PIAAのライティングシステムのパフォーマンスを過酷な長距離レースでもトラブルフリーで証明した。

■ユーザーの声/User voice

TEAM ZEROONE(#25,#26 raffinee日産メカニックチャレンジNISMO GT4)/河野初男チーム代表
昨年もPIAA製のLEDバーランプを使用したので、信頼性、実力値は把握していたので今年も迷わずPIAAを選択しました。明るさについて必要十分であるが、GT4マシンの速度域は非常に高いので、欲を言えばより遠くまで照射出来るとなお良いと思います。来年に向けて大きさ、重量はそのままにより高照度、ワイド照射が可能なランプの開発を期待します!

ENDLESS SPORTS(#13号車 GR Yaris)/ドライバー 花里祐弥選手
昨年まで装着していたLEDバルブをさらにブラッシュアップして1.5倍明るい新製品が完成したということで、PIAA製品は信頼性が高いのでぶっつけ本番でもイケるとチームで判断しました。 予選の前日の夜間練習走行でその明るさを実感し、予選日の夕方に光軸調整を入念に行なったので、特にコーナーリング時のクリッピングポイントなどの視認性は格段に向上しました。 ※30系プリウスの純正ハロゲンフォグランプに新製品LEDを装着(装着品番:LEH232)

AutoLabo Racing(#290号車 AutoLabo 素ヤリス)/國松宏二チーム代表
補助ランプは元々他社製を装着していたのですが、肝心のヘッドランプに不安があったので、テストの時にPIAAさんに相談したところ、ちょうど新製品のヘッドライト用のLEDバルブが完成するということで、直前でPIAA製の新しいLEDバルブに交換しました。その明るさは一目瞭然でした!(装着品番:LEH231)

■ギャラリー/PHOTO GALLERY

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