PIAA Corporation

News

ニュース

2023年 TOYOTA GAZOO Racing とオフィシャルテクニカルパートナーシップを継続!

2023年6月19日

PIAA-2023年 WRC(FIA世界ラリー選手権)に参戦するTOYOTA GAZOO Racingと
オフィシャルテクニカルパートナーシップを継続!

PIAA株式会社(以下、PIAA)< 本社・東京都文京区:代表取締役社長 寺田浩康>とトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ自動車)は、「2023年FIA世界ラリー選手権」(以下、WRC)に参戦するTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamにライティング製品等を供給するオフィシャルテクニカルパートナーシップ契約を締結致しました。

PIAAは1990年、トヨタ自動車がWRCにトヨタ セリカGT-FOUR(ST165)の参戦時においてライティング製品を供給、伝統のサファリラリーで優勝するなど、その後のセリカGT-FOUR(ST185)のドライバーズ&マニュファクチャラーズWタイトル獲得に貢献。

また、2017年に18年ぶりに復帰参戦した際にもPIAAが長年培って来たモータースポーツの世界で鍛え抜かれた製品を供給、2018年はマニュファクチャラーズタイトル、2019年、2020年はドライバー&コ・ドライバータイトル獲得、そして2021年、2022年は2年連続でマニュファクチュアラーズタイトルを含めた3冠獲得に微力ながらサポートさせて頂きました。その実績を評価され、2023年もWRC参戦に向けてオフィシャルテクニカルパートナーとしてサポートさせて頂くことになりました。

2023年のWRCでもライティングシステム等の供給により「より安全に、より速く走るための視認性UP」をはかり、ドライバー&コ・ドライバー、チームの要望にこたえ、WRCに挑戦するTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamを応援し、「モータースポーツを起点とした、もっといいクルマづくり」に貢献致します。

合わせて、TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムで2021年よりフル参戦し2021年 第6戦サファリで2位表彰台、2022年はサファリ、ジャパンで3位表彰台を獲得した勝田貴元選手につきましても、同様にライティングシステム等にてサポートをさせて頂きます。

 

≪TOYOTA GR YARIS Rally1スペック≫

<エンジン>
型式:GI4B(直列 4 気筒直噴ターボエンジン) およびハイブリッドパワーユニット
排気量:1,600cc
最高出力:500 馬力以上
最大トルク:500Nm 以上
ボア×ストローク:83.8mm×72.5mm
エア・リストリクター:36mm(FIA 規定による)

<トランスミッション>
ギアボックス:機械式5速シフト
駆動方式・差動装置:4WD、機械式ディファレンシャル×2
クラッチ:焼結ツインプレート・クラッチ

<シャシー/サスペンション>
フロント/リア:マクファーソン・ストラット
サスペンションストローク量:270 mm
ステアリング:油圧式ラック&ピニオン
ブレーキ・システム:
・グラベル用:300mm
・ターマック用:370mm

<寸法および重量>
全長/全幅/全高: 4,225mm(空力パーツ込)/ 1,875mm/ 調整可能
トレッド幅:調整可能
ホイールベース:2,630mm
最低重量:1,260kg

<性能>
最高速度:201kph = 323km/h(理論値)

  WRC_20232_TOYOTA_GAZOO

ドライバー/コ・ドライバー ラインナップ
#17オジエ選手、#18勝田選手が3台目のマシンをシェアしてシリーズ参戦します。

#69 ドライバー:カッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanperä)
生年月日:2000 年 10 月 1 日 年齢:22歳 国籍:フィンランド
主な戦歴:
2016 年:ラトビア ラリー選手権 シリーズチャンピオン
2017 年:ラトビア ラリー選手権 シリーズチャンピオン
2017 年:WRC 2 初優勝(ラリー・オーストラリア)
2018 年:WRC 2 2 勝 シリーズ 3 位
2019 年:WRC 2 Pro 5 勝 シリーズチャンピオン
2020 年:WRC RC1 初参戦 ドライバーズタイトル 5 位獲得
2021 年:WRC 初勝利(エストニア、ギリシャ)ドライバーズタイトル 4 位獲得 (WRC2勝)
2022年:WRCドライバーズタイトル獲得(WRC6勝)

#69 コ・ドライバー:ヨンネ・ハルットゥネン(Jonne Halttunen)
生年月日:1985 年 12 月 13 日 年齢:37 歳 国籍:フィンランド
主な戦歴:
2011 年:ラリー初参戦
2015-2016 年:フィンランド ラリー選手権 SM2 クラスチャンピオン
2017 年:フィンランド ラリー選手権 SM1 クラスチャンピオン
2017 年:WRC 2 初優勝(ラリー・オーストラリア)
2019 年:WRC 2 Pro 5 勝 シリーズチャンピオン
2020 年:WRC RC1 初参戦 コ・ドライバーズタイトル 5 位獲得
2021 年:WRC 初勝利(エストニア、ギリシャ)コ・ドライバーズタイトル 4 位獲得 (WRC2勝)
2022年:WRCドライバーズタイトル獲得(WRC6勝)

#33 ドライバー:エルフィン・エバンス(Elfyn Evans)
生年月日:1988 年 12 月 28 日 年齢:34歳 国籍:イギリス
主な戦歴:
2008 年:フィエスタトロフィー イギリス/アイルランド シリーズチャンピオン
2010 年:イギリス ジュニアラリー シリーズチャンピオン
2012 年:WRC アカデミー シリーズチャンピオン
2016 年:イギリス ラリー選手権 シリーズチャンピオン
2017 年:WRC 初優勝(ラリー・グレートブリテン)
2020‐21 年:WRC ドライバーズタイトル 2 位獲得
2022年:WRC ドライバーズタイトル 4位

#33 コ・ドライバー:スコット・マーティン(Scott Martin)
生年月日:1982 年 11 月 6 日 年齢:40 歳 国籍:イギリス
主な戦歴:
2004 年:ラリー初参戦
2007 年:フィエスタトロフィー インターナショナル シリーズチャンピオン
2014 年:ヨーロッパ ラリー選手権 シリーズ 3 位
2015 年:ヨーロッパ ラリー選手権 シリーズ 2 位
2016 年:WRC 初表彰台獲得(総合3位 ラリー・フィンランド)
2020‐21 年:WRC コ・ドライバーズタイトル 2 位獲得
2022年:WRC ドライバーズタイトル 4位

#17 ドライバー:セバスチャン・オジエ(Sébastien Ogier)
生年月日:1983 年 12 月 17 日 年齢:39歳 国籍:フランス
主な戦歴:
2007 年:フランス プジョー206 Cup シリーズチャンピオン
2008 年:Junior WRC シリーズチャンピオン
2010 年:WRC 初優勝(ラリー・ポルトガル)
2013-18 年:6 年連続 WRC ドライバーズタイトル獲得
2020 年:WRC ドライバーズタイトル奪還
2021 年:8 回目の WRC ドライバーズタイトル獲得
2022年:WRC ドライバー選手権6位(WRC1勝)※勝田貴元選手と3台目をシェアして参戦
WRC での実績:WRC での勝利:55回

#17 コ・ドライバー ヴァンサン・ランデ(Vincent Landais)
生年月日:1991年 10 月 17 日 年齢:33 歳 国籍:フランス
主な戦歴:
2012年:WRC初出場
2015~2018年:WRC2参戦(最高成績:総合4位)
2019年:WRC2シリーズ優勝(2勝)
2022年:WRCラリーイタリア、アクロポリスラリー、ラリージャパン参戦(総合4位)
※ラリージャパンよりオジエ選手のコ・ドライバーとして参戦

#18 ドライバー:勝田貴元(Takamoto Katsuta)
生年月日:1993年3月17日 年齢:30歳 国籍:日本
主な戦歴:
2012-2014年:国内F3選手権参戦
2015年:TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムで選出
2016年:フィンランド国内選手権、ERC、WRC2クラスにスポット参戦
2017年:WRC2クラスに参戦
2018年:欧州国内選手権、WRC2に参戦し初勝利を挙げる
2019年:WRC、WRC2にスポット参戦、セントラルラリー総合優勝
2020年:WRCに8戦に参戦
2021年:WRCにフル参戦、第6戦サファリで2位表彰台獲得
2022年:GR YARIS Rally1 HYBRIDでWRC全戦に出場、サファリ・ラリー・ケニアと
ラリージャパンで総合3位に入り表彰台獲得、WRCドライバー選手権 5位

#18 コ・ドライバー:アーロン・ジョンストン(Aaron Johnston)
生年月日:1995年2月2日 年齢:28歳 国籍:アイルランド
主な戦歴:
2019-2020年:WRCにR5クラスで参戦
2021年:WRCにTOYOTA GAZOO Racingより10~12戦に参戦
2022年:サファリ・ラリー・ケニアでWRC初表彰台、ラリージャパンでも3位表彰台を獲得。WRCコ・ドライバー選手権5位

お問い合わせ先
PIAA株式会社
お客様相談窓口 : ナビダイヤル 0570-050-555