2024年11月5日
2024年の全日本ラリー選手権でも主要チーム&ドライバーをサポート!
ラリー北海道でADVAN KTMS GRヤリス Rally2 奴田原・東選手組が3位表彰台!
2024年の全日本ラリー選手権でも主要チーム&ドライバーをサポート!
ラリー北海道では奴田原・東選手組が3位、鎌田・松本選手組が5位に入賞
国内外のレースシーンで活動するPIAAはラリー競技においても定着。WRC(世界ラリー選手権)ではTOYOTA GAZOO Racing WRTを筆頭に、これまでスバル、ミツビシ、M-SPORT(FORD)、BMW MINI、HYUNDAI、Citroënなど数多くのトップチームをサポートしてきたほか、国内最高峰シリーズのJRC(全日本ラリー選手権)においても1982年にタスカエンジニアリングの協力を得て、横浜ゴムとADVAN-PIAA Rally Teamを結成して以来、アドバンのワークスドライバーとともに数々のタイトルを獲得している。
その活動は2024年も数多くのサポートチームおよびサポートドライバーが最高峰のJN1クラスで活躍。9月6日~8日に北海道帯広市を舞台に開催された第7戦「ラリー北海道」でもPIAAユーザーたちが素晴らしい走りを披露していた。
なかでも抜群のパフォーマンスを披露したのが、TOYOTA GAZOO Racing AUSTRALIAで56号車「GR YARIS Rally2」を駆るハリー・ベイツにほかならない。ラリー北海道は初参戦だったが、計4回のSSウインを獲得し、最高峰のJN1クラスで2位に入賞。ちなみにGR Yaris Rally2の標準パーツとしてフロントバンパーのコーナーリングランプにはPIAA製のLEDが設定されています。
さらにNUTAHARA Rally Teamで54号車「ADVAN KTMS GRヤリス ラリー2」のステアリングを握る奴田原文雄選手・東駿吾選手組もコンスタントな走りで3位入賞を果たし、今季3度目の表彰台を獲得したほか、WinmaX RALLY TEAMで58号車「WinmaX DL シムスWRX STI」をドライビングする鎌田卓麻選手も5位入賞を果たした。
そのほか、JN2クラスに目を向ければARTAオートバックスラリーチームで66号車「ARTAオートバックスGRヤリス」のステアリングを握る石川昌平選手がJN2クラスで初優勝を獲得。さらに同時開催のXCRスプリントカップ北海道シリーズ第4戦ではチーム岩手トヨタGEOLANDERで118号車「岩手トヨタGEOLANDERライズ」のステアリングを握る塙郁夫選手がOP-XC3クラスで2位入賞を果たすなど、2024年のラリー北海道でも各クラスでPIAAユーザーが活躍していた。
JN2クラス初優勝の石川昌平選手、大倉瞳選手組 |
トヨタライズで参戦の塙郁夫選手、佐竹尚子選手組 |
2024年の全日本ラリー選手権は早くも終盤戦へ突入、9月6日~8日には北海道帯広市を舞台に第7戦「ラリー北海道」が開催され、各クラスで激しいタイム争いが展開されていた。
そのなかで注目を集めた存在が、トヨタのワークスチームとして全日本ラリー選手権のJN1クラスに参戦しているTOYOTA GAZOO Racing WRJだと言えるだろう。同チームはスポーツ自動変速機、DATを搭載した「GR YARIS GR4RallyDAT」を投入しており、開発ドライバーの眞貝知志選手・安藤裕一選手組が安定した走りを披露。改造範囲が狭いうえに、車両重量が重いことから苦しい戦いを強いられながらも、眞貝のドライビングにより第2戦のツール・ド・九州から第5戦のモントレーにかけて4戦連続で入賞している。
ラリー北海道にはエースとして60号車を駆る眞貝に加えて、2024年はGRヤリスを武器に全日本ラリー選手権のJN2クラスに参戦し、第5戦のモントレーを制した大竹直生選手が61号車「GR YARIS GR4 Rally」でJN1クラスにスポット参戦。このようにTOYOTA GAZOO Racing WRJ はDAT/MTと仕様の異なる2台で国内屈指の高速グラベル戦にチャレンジしたのだが、苦しい戦いを強いられることとなった。
コンスタントな走りでクラス10番手につけていた眞貝選手だったが、SS6のフィニッシュ後のリフェールでオイル漏れが発生したことから眞貝選手はその日の走行を断念。さらにSS1で7番手タイムをマークしながらも、SS2でロールオーバーを喫し、クラス9番手に後退することとなった。
それでも大竹選手は、SS4で7番手タイム、SS5、SS6、SS7で6番手タイム、SS8で5番手タイムをマークするなどペースアップを果たし、クラス5番手まで追い上げてレグ1をフィニッシュ。さらにレグ2でもSS9で3番手タイムをマークするなど素晴らしい走りを見せていたのだが、残念ながら最終ステージとなるSS12でトラブルが発生、マシンが炎上してしまい、リタイアすることになったのである。
このようにTOYOTA GAZOO Racing WRJにとって2024年のラリー北海道は悔しいリザルトとなったが、そのほか、PIAAのサポートチーム&サポートドライバーが活躍。なかでも素晴らしい走りを見せたのが、NUTAHARA Rally Teamで54号車「ADVAN KTMS GRヤリスラリー2」を駆る奴田原文雄選手だと言えるだろう。今シーズンより国際規定モデルのGRヤリスRally2を投入し、JN1クラスに復帰した奴田原選手は第4戦のラリー丹後で3位、さらに第6戦のラリー・カムイでも3位入賞を果たすなど、2度の表彰台を獲得。その勢いはラリー北海道でも健在で、SS2でベストタイムを叩き出すなどラリー序盤から好タイムを連発した奴田原選手はレグ1を3番手でフィニッシュしていた。翌日のレグ2でも安定した走りを披露した奴田原選手はポジションをキープ、3位でシーズン3度目のポディウムフィニッシュを達成した。
帯広駅前のセレモニアルスタート |
総合3位表彰台の奴田原文雄選手、東駿吾選手組 |
この奴田原選手に続いたのが、WinmaX RALLY TEAMで58号車「WinmaX DLシムスWRX STI」のステアリングを握る鎌田卓麻選手だった。鎌田選手のWRXは車両重量が重いことから、厳しい戦いを強いられてきたが、それでも第5戦のモントレーおよび第6戦のラリー・カムイで殊勲の6位入賞を果たすなど粘り強い走りでポイントを獲得してきた。その鎌田選手x WRXのパフォーマンスはラリー北海道も健在で、サバイバルラリーが展開されるなか、鎌田選手は6番手でレグ1をフィニッシュ。
セレモニアルスタートのSUBARU WRX STi |
ナイトステージが無い大会でもPIAAランプを装着頂きました |
さらにレグ2では前述のとおり、TOYOTA GAZOO Racing WRJの大竹がリタイアしたことで、鎌田選手は今季ベストリザルトとなる5位でラリー北海道をフィニッシュした。
またTOYOTA GAZOO Racing AUSTRALIAの56号車「GR YARIS Rally2」で、ラリー北海道にスポット参戦を果たしたハリー・ベイツ選手もPIAAユーザーとして活躍している。ラリー北海道は初参戦だったが、SS1でベストタイムを叩き出すなど素晴らしい走りでレグ2を2番手でフィニッシュ。さらにレグ2でも3回のSSウインを獲得し、2位入賞でポディウムフィニッシュを達成した。
そのほか、MATEX-AQTEC RALLY TEAMで、59号車「MATEX-AQTEC DL GRヤリス」を駆る柳澤宏至選手・竹下紀子選手組、KAYABA Rally Teamで63号車「カヤバGRヤリス」を駆る石黒一暢選手もPIAAのサポートチーム&サポートドライバーとしてシーズンを通して活躍。ラリー北海道で63号車の石黒選手はリタイアに終わったが、59号車の柳澤選手が7位で完走を果たした。
MATEX-AQTEC DL GRヤリス 柳沢選手、竹下選手組 |
カヤバGRヤリス 石原選手、穴井選手組 |
一方、JN2クラスに目を向ければ石川昌平選手を起用し、66号車「ARTAオートバックスGRヤリス」を投入するARTAオートバックスラリーチームもPIAAのサポートチームで、2回のSSウインを獲得し、レグ1をトップでフィニッシュ。レグ2でもコンスタントな走りでポジションをキープし、JN2クラスで初優勝を獲得した。
JN2クラス初優勝 ARTAオートパックスラリーチームのGRヤリス 石川選手、大倉選手組
またラリー北海道で注目を集めていたのだが、全日本ラリー選手権と同時開催で行われたXCRスプリントカップ北海道の第4戦で、SUVやピックアップトラックが豪快な走りを披露。そのなかで最も注目を集めていたのが、哀川翔総監督率いるFLEX SHOWAIKAWA Racing with TOYO TIREの110号車「FLEX翔TOYOTIRESトライトン」で、ドリフト競技やクロスカントリーラリーで活躍する川畑真人選手がPIAAのランプシステムを採用したトライトンでOP-XC2クラスに参戦していた。残念ながら110号車の川畑選手はSS2でロールオーバーを喫し、レグ1を離脱することとなったが、レグ2で再出走を果たすとSS9でベストタイムをマークするほか、SS11で2番手タイムをマークするなど素晴らしいパフォーマンスを披露していた。
ぶっつけ本番デビューの三菱トライトン |
哀川 翔 総監督も現地で指揮! |
さらにHASEPRO RACINGで114号車「ハセプロトーヨータイヤGNアウトランダー」を投入する長谷川智秀選手もPIAAのサポートチーム&サポートドライバーで、ロングステージではバッテリーのオーバーヒートによるパワー不足に苦戦を強いられながらも、OP-XC2クラスで7位完走。
ハセプロトーヨータイヤGNアウトランダー 長谷川選手、厚地選手組
また、チーム岩手トヨタGEOLANDERで118号車「岩手トヨタGEOLANDERライズ」を駆る塙郁夫選手もPIAAのサポートチーム&サポートドライバーで、PIAAのLEDをフロントバンパーに組み込んだコンパクトSUVを武器に安定した走りを披露、OP-XC3クラスで2位入賞を果たした。
XCRスプリントカップ XC3クラス優勝 塙選手、佐竹選手組 |
岩手トヨタGEOLANDERライズ |
このように過酷なハイスピードグラベル戦でも、各クラスでPIAAユーザーが活躍しており、数多くのファンの注目を集めていた。
NUTAHARA RALLY TEAMメンバー |
Day1終了後にサービス(車両整備) |
MATEX-AQTEC DL GRヤリス |
WinmaX DLシムスWRX STI |
Day1で破損したマシンを直してDay2に備えるFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRESトライトン |
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PIAA LEDランプを装着しスタートするFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRESトライトン |
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PIAA撥水ワイパーは多くのマシンに装着頂きました |
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TGR-WRJ 大竹直生選手、橋本美咲選手組 |
GRヤリス GR4RallyDAT眞貝知志選手、安藤裕一選手組 |
サービスパークイベント会場に展示したTOYO TIRES トライトンにPIAA LED、Terzoルーフキャリアを装着 |